英語の基本5文型(2)
今日も1日お疲れ様です。
前回は英文の構造になる5つの文型を構成している要素について見ました。
キーポイントは英文は必ずS(主語)+V(動詞)で出来ているという事でした。
今回は具体例を合わせて各文型を見ていきましょう。
以下、英文、直訳(語順は英語のまま)、日本語訳になっています。
-
SV
(1)
The train arrived.
電車が 来た
電車が来た。
非常にシンプルな文ですが、主語と動詞からなるSV文型の英文です。文として必要な要素を全て含んでいる為、何かを取り除く事も、O(目的語)またはC(補語)を足す事はできません。
これらの文に足すことができるのは、英語の品詞について記事で説明した形容詞や副詞などの、あってもなくてもOKな文を飾る言葉です。
(2)
The famous train that was introduced in the popular TV program finally arrived at the station where is a lot of tourists holding cameras.
有名な 電車が 人気番組で紹介された 最終的に 来た 駅に たくさんの旅行客がカメラを抱えている
人気番組で紹介された有名な電車が、カメラを持ったたくさんの旅行客がいる駅についに到着した。
(2)の例文は先程の例文よりも長くなっていますが、構造は変わらずS(主語)+V(動詞)でできた「電車が来た」という意味の最もシンプルな英文です。太字のtrainとarrivedが文の構造の根幹でそこに色々な形で文を飾る言葉が加わって複雑に見えます。
-
SVC
(3)
I am an officer.
私 は〜です 会社員
私は会社員です。
(4)
He looked surprised.
彼は 見えた 驚いている
彼は驚いているように見えた。
文型が変わりましたが、ここでもS(主語)+V(動詞)は絶対です。この文型ではSVの後にC(補語)を伴って、S(主語)についての説明をしています。動詞のamは=イコールという意味の動詞ですので「私=会社員」という表現です。SVC文型のCは「S=C」が成り立ちます。
(4)の例文を見てみましょう。ここでは動詞がlooked「見える」という動詞過去形になっています。lookという動詞には何かを「見る」という意味の他に、〜のように「見える」という意味の使い方があります。surprisedは「驚かされた」という意味の単語です。
つまり「彼は驚かされたように見えた」という意味で、ここでも「彼=驚かされた」という関係が成り立ちます。動詞こそ直接的に「=」という意味の単語ではありませんが文の構造は(3)の例文と同じSVCの文型です。また下記のような言い換えが可能です。
(5)
He was(⇔looked) surprised.
彼は だった(⇔見えた) 驚かされる
彼は驚いていた(ように見えた)。
長くなってきたので続きはまた次回にします。
今日のまとめ
どんなに長くて複雑な英文にも主語+動詞がある!
SVC文型の英文においては、S=Cの関係が成り立つ!